野望か大志か

引き続き横浜でのこと。
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桜木町駅前にいきなりどどーん!と建っていた
”コレットマーレ”というファッションビルの中で軽くお昼。

ハーバーカフェというセルフサービスのお店で。

本立てが仕切りになってカウンター席っぽくなっている大テーブルに着いたところ、色合いのきれいな可愛い絵本が置かれている。

手にとって見ると、なんだこの言葉は、と思ったら、なんとすべてスウェーデン語。

しかし絵だけ見ていてもなんとなく内容がわかるので逆に面白かった。



しかし外国の童話ってけっこうエグいっていうかシャレになんないエンディングのもの多いですよね!「本当は怖いグリム童話」とかいうし、アンデルセンもオリジナルはけっこう悲劇的なのとか残酷なのもあるみたいだし。

この、手前から2冊目のやつは、一所懸命働いていた若きパン屋さんが来る日も来る日も懸命に働きすぎるあまり寝込み、月と話す夢なんか見てたら過労死してしまい、お葬式があり、遺された人(あれお母さんかなあ)はひどく悲しみ、パン屋は閉店。張り紙を見て、客は悲しんだ。
そしてそのまま話が終わってしまった。


ええっ!!




・・・・・・・・・・


学生時代に、タイに旅行に行った友達が手のひらサイズの絵本をたくさん買ってきてグループのメンバーに一冊ずつくれたのだが、それもすごかった。

私がもらったの。

カメが、天高く舞う鳥を見ていて、ボクも飛んでみたいなーと思った。
ワシだかなんだかに頼んで、「君が足でボクの甲羅をつかんて飛んでくれるっていうのはどうかな。そして一番高いところへ行った時に離してくれればボク自分で飛べるんじゃないかな」と提案。ワシは「空飛びたいとかカメごときが生意気ゆってんじゃねーよ」とか言いながらも足でつかんで飛んでくれた。高く上がり、加速度がついたところで、

「さあ、離してよ、ボク自分で飛んでみるよ!」

「ほんとにいいんだな。じゃあ離すぞ」


カメは地面に落下、粉々に砕け散った。ものすごいリアルな絵で。


最後のページの文。「過ぎたる野望は破滅の元」




ええっ! ふつう子供には「少年よ大志を抱け」って教えるんじゃ・・・



国柄とかあるのかしら・・
まあ、日本の民話なんかでも、今読むとびっくりするようなリアルなの、意外とありますけどね。
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by brandaffodil | 2010-11-23 15:18 | 日々のこと


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