懐かしい街で夕暮れを

眼科に行くので、一人暮らし時代に5年住んでいた街に行った
(この眼科にはもう20年以上通っているのだ!)
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なんとはなしに、年の瀬には行っておきたいと思うこの街。
昔ながらの商店街が、年末の買出しでごった返すのとか、神社にともる提灯のあかりなんかが見たくなる。








ついでに。
くねくねと細く長く続く路地を歩いて、昔住んでたアパートの前まで行ってみた。
(ここ見てくれてる人は来てくれたことある人多いよね!あの、路地のどん詰まりにあるカンカンアパートだよ~)
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家と家が異様に近いので、歩いていると、いろんな音やいろんな匂いがしてくる。

ガスに火がつく音、台所で何か切る音。煮物の匂い。庭の池の水の音。
みんなが、近いところで、すぐ隣で、暮らしてる感じ。

今住んでるところは、歩いててもそういう音や匂いはしないから、なんか懐かしい・・

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5年住んでたから、毎日通っていた道や家々を、いつも見ていたという記憶はあるのに、なんだか、初めて見るようなよそよそしさ。こんな細い路地をくねくねと歩いていったどん尻にあったカンカンアパートに一人で住んでたんだなあ。


よく一緒にごはん食べた、隣の部屋に住んでたおばさんも他のマンションに移った。
6年間髪を切ってもらったドイくんも店をやめて地元に帰った。
20年以上お世話になったコンタクトレンズ技師さんは定年が近いらしい。



あんなに大好きだった街と家なのに、なぜか、もう一度はここには住めないな、という気がする。いつの間にか、戻れないところまで来てしまったというような。
当時はあまり気付かなかった寂しいという感情を、どこかで知ってしまったんだろう。



そんなことを思う年の瀬。遠く懐かしい街の夕暮れを歩いて。
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by brandaffodil | 2010-12-31 20:03 | 東京 - My Home Town


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