もの思ふ一日

先日、わたしの誕生日があったんですけども
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夫は夜の作業で遅いって言うし(夜の作業って聞こえ悪いですね)

なんかおいしいものでも食べたいけどバラバラに一人で食べるのに手間かけて作るのもな~と思っていたら、日本橋高島屋の広告が、宮崎フェア。黒毛和牛のステーキ丼とか黒豚のなんちゃらとか、おいしそうな高級弁当の写真が並んでいる。

高級弁当!イイ!こんなの誕生日くらいしか自分に許すことはできない!(小心者)

ほんで、、、いそいそと日本橋に寄る。
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今どき他ではとんと見ない、エレベーターガールのいる(乗ってるガールと外のガールとで「ではお願いします」「かしこまりました」みたいな儀式的やりとりが非常に懐古的で萌える)、格子みたいな堅固な扉のエレベーターで8階催し物場に上がり、勇んでフロアに出ると。


宮崎展らしいスペースは白いカーテンの向こう。・・・やってない!?
明日からだって。ガーン。勇みすぎた。普段なんでもやること遅いくせに食べ物のことだけは思い立つとすぐ行動するもんだから、早まった。

きらめくビーズの世界展やってました・・・
食えねーしビーズ!と軽く八つ当たり。


直後にまた最上階から降りてきた同じエレベーターガールのエレベーターに乗ることになり、なんとなく気まずい。

ガール:「何階をご利用でいらっしゃいますか」

b:「地下1階お願いします」(さっき乗ったのも地下1階=食べ物フロア)

ガール: 「かしこまりました」

ガールが「8階はお気に召しませんでしたか」的なすまなそうな顔で見つめてくるので「いいえ悪いんのはこちらなんですよ」の気持ちをこめて微笑を返す。
うーん、エレベーターに専用の人が乗っているというのも、スーパーやコンビニにはない個人商店でのかかわり的なちょっとした不自由さ(失敗した場合などは恥ずかしさ)があるものである。それが、古き良き時代の象徴なのかもね。

ちょっと前まではこうやって、いろんなところでちょっとずつ、人と接したり意思疎通をしたりということをもっとしていたのだ。ほとんどの場所でこういうことがなくなって、どれだけコミュニケーション力を日々積み重ねることをやめてしまっただろうか、と思うとなんだか心配になる。

気を取り直し、もう一つの目的へ。
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うちの周りの本屋さんにはなくてずっと探してた本、丸善にはあるだろう、と。

・・・が、ここでも売り切れだった。
そしてやはり、そばに立っていた店員さんにではなく、検索機で探す自分。

だってなんとなくサブカル系とか、あんまり面と向かって「ありますかっ!」て堂々と聞きにくい・・


そうか、人とのコミュニケーションをつい避けてしまいたいような時って、自分にちょっと後ろめたい気分がある時なんだ。
(みうらじゅん的に言うところの「後ろメタファー」?)


結局、これぞと思うお弁当も本もゲットできず、誕生日の2つの目論見は叶わなかった。
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・・・が、高島屋の地下を歩いていたら、オーボンビュータンの売り場が!
これは私の誕生日にタイミング合わせて神様がここにあるよって教えてくれたんだわ、と、二つ買う。

オーボンビュータンは、私が過去に食べた中で一番おいしいと思ったケーキ屋さん。
一つ一つはかなり小さいんだけど、量が少なくて高いものを忌み嫌う私も、ケーキだけは、小さくても味がすごくおいしいというもののほうがいい。

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ホワイトチョコ系のものにヨワイ。

タテに入ったすじは、歯型じゃないです。一応フォークです。オーボンビュータンのケーキにかぶりついたりなどはしません。かぶりついたら一口で終わっちゃう。
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フランボワーズの甘酸っぱいソースとピスタチオのコクのあるクリーム、底に敷かれたごまの香りのする生地、そしてホワイトチョコのムースが絶妙なハーモニー。


こんなふうに、酸っぱさも甘さも取り混ぜて、全体で美味な、バランスのいい一年になったらいいなと思いました。
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by brandaffodil | 2011-09-01 13:21 | 日々のこと


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