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ラウターブルンネン

※出勤の皆様、お疲れさまでございます。

さて、今日はラウターブルンネン駅についてのレポをお届けします。
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ラウターブルンネンは、インターラーケンから電車で約20分の小さな村。
氷河によって削られたU字型の谷底の村で、両側を垂直に切り立ったがけで挟まれた
しっとりと静かな村ですが、305mの高さから流れ落ちるシュタウプバッハの滝(↑画像右)と
谷の合間から見えるブライトホルンが一枚に収まった絵のような村。
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ひっそりとした村ながら、この駅は、アルプス観光において
クライネシャイデック~ユングフラウヨッホへ行く路線、
ミューレン~シルトホルンへ行く路線との分岐点となる重要な乗換駅となっています。
                ↓この繁盛ぶり!
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私たちも、「TOP OF EUROPE」の名を誇るユングフラウヨッホの
スフィンクス展望台を目指し、単線のこの登山電車↑に乗り込みました。

こんな谷合いの村ですが、電波はバリ3、トイレは無料でものすご~くきれい。
感動したので写真撮っちゃいました。
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紙くず一つ、水滴一つ落ちていません。
びっくりするのは、トイレの1個室に一つずつ、ブラシが置いてあるところが多いことです。
また、ゴミ入れの小さな紙袋が据え付けてあることも多かったです。

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洗面台がものすごくきれい!と思ってよく見たら、なんとビレロイ&ボッホのロゴが!!!
公衆トイレなのに~!

今回の旅で周った山の観光エリアで入ったお手洗いはどこも、手拭き用の紙が切れていることもほとんどなく、必ず補充されています。くずが下に落ちていることもあまり無かったです。
観光シーズンのピークを過ぎていたからきちんと管理されていたのでしょうか?
それとも常にお掃除が行き届いていたり、みんなきれいに使うことが習慣になっているのでしょうか。
欧米の、下がすごくあいてる個室ではなく、間仕切りはちゃんとしたまであるし。
(アルプス以外の、リゾート地モントルーや大都会ベルンの公衆トイレは、清潔度も
間仕切りも、普通の欧米風でしたが。お店のお手洗いなどは、他の国よりもきれいだと思いました。
平均的に見ても、やはり、欧米の他の国より全体的に清潔だと感じました)

また、この駅は、行き先の表示も親切でした。
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行き先別に矢印の色が分けられていて、その乗り場までこの矢印が続いているのです。
これに従って進めば、間違いなく正しい乗り場に行かれるというわけです。
地下通路を通っての乗り換えですが、なだらかな長いスロープになっていて
階段ではないのです。お年寄りの多いアルプス観光ですが、これなら安心。

アルプス観光への重要な通過点でありながら、この村をわざわざ訪れて下車する人は
少ないといいます。
が、町は15分もあれば歩けてしまう大きさとのことで、ガイドブックでは
ぜひ訪れてみてほしい、と薦めていました。
私も通りがかっただけですが、コンパクトな一枚の絵に収まったような
美しい景色と、親切できれいな駅がしっかり記憶に残る印象的な村でした。

いつかまた来ることがあれば、この町をゆっくり歩き、今回行かなかった
ミューレンの方へも、滝の上の断崖絶壁を登るケーブルカーに乗って
行ってみたいと思いました。
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透明の屋根から日差しが降り注ぐ 明るいホーム。
ベルン州の州旗(ベルン=「熊」から来ています)が青空に映えていました。



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by brandaffodil | 2006-09-22 23:28 |


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