わたしの町~ある不思議な出来事

私の住んでいる近辺は、わりに古い町。
昔、文士がたくさん住んでいた地域が近くにあり、文学散歩ができます。

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こんな石の階段がところどころにあったりします。バス停のベンチでバスを待ちながら撮影。

結婚前は、狭い石の段々を上がりきった小高いところに住んでいました。
和辻哲郎の住んでいた家のすぐ近くでした。
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私の住んでいたアパートのすぐ下も、まるで文豪の軽井沢の別荘みたいな雰囲気の、
古い、広い家でした。

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ある日、私の友達が私の部屋の窓から
樋口一葉全集の1冊を落としてしまい、
その家の庭の藪の中に入ってしまいました。

(←本を落とした窓。2階の、障子が破けてるとこ)


取らせてもらいに行こう、と思いつつ数日たったある日。



私の部屋のポストに、その樋口一葉の本が入っていました。



d0000135_0353548.jpgなんと、その日は一葉の命日でした。

一葉が自分で帰ってきたのか、
または、すぐ下の家の人がやはり
文芸関係の人で、粋な計らいをしてくれたのか・・・
どうしてこの部屋の住人が落としたってわかったんだろう。


不思議な出来事。
今からちょうど3年前の、11月のことでした。



結婚して構えた新居はそこから少し離れたところですが、
そんなできごとの似合う、この地域が私は大好きなのです。    


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by brandaffodil | 2006-11-07 23:50 | 東京 - My Home Town


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