新じゃがのそぼろ煮

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冬のおいしさを惜しむように焦って楽しむかたわら、スーパーで新じゃがを購入。

素朴な味が欲しくなって、丸ごとのまま、そぼろ煮にしました。

ホクホクというより、さっくりした歯離れ。やっぱり春の瑞々しさを感じます。
じんわりした深い味わいというより、若いものの良さ、みたいな。


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そしてもう一品は小松菜と揚げの煮浸し。
そぼろ煮が甘辛なので、こちらは甘みをほとんど付けず、あっさりと。
だしを含んだ揚げのふっくら感を味わうには、もうちょっと大きめに切れば良かったな・・


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こちらは大原の父が漬けた白菜のお漬け物とたくあん。
塩加減もちょうどよく、とてもおいしいです。

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それに納豆ご飯で、

幸せな夕飯でした。




3日間、本当に春みたいだった連休。2月とは思えなかった。
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この休み中に、映画を2本観ました。

1本はDVDで、キルスティン・ダンストの「Cheers!」。
会社の先輩が観てすごく良かったといって貸してくれたもの。

キルスティンを初めスクールガールたちはかわいいし、
私は学生時代チアリーダーをやっていたので、憧れていた本場アメリカのチアが
たくさん見られて、久々に興奮。
ハイティーンの学園物だけど、かなり楽しめました。


そしてもう一本は、ロードショーで見そびれて、とても残念だった「かもめ食堂」。
原作者の群ようこも大好きだし、いつか必ず行ってみたいフィンランドで
全ロケを行ったということでこれはどうしても映画館の大スクリーンで見たかった。

とあるシネコンで、ちょっと前の映画を800円で上映していて、今週この「かもめ食堂」
だというので、飛んで行ってきました。
ふかふかの椅子で、念願どおり大きな画面で、そしてほぼ半額で観られて、なんてラッキー!!
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「かもめ食堂」の影響で、さっそく、素朴なご飯が食べたくなり、上のような夕飯になったわけです。

あんな風な、シンプルで素朴だけどすごくおいしそうでなんとなくおしゃれ、という感じの
ご飯が作れるようになりたいな。
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「かもめ食堂」、もう、最高でした。
出てくるすべてのものが好きだった。

話の中心にあるのが和の家庭料理を出す食堂っていうのも大きなポイント。


サチエ(小林聡美)はフィンランドで、おにぎりがメインメニューの食堂を営んでいる。
町を歩いている人がふらっと立ち寄って思い思いの時間を過ごせるような
お店にしたい、と思いながら。
お客さんは全然来ない。でも真面目にやっていればいつかお客さんは来ると信じている。
そこへ2人の日本人がやってきて、謎めいたフィンランド人が一人二人とやってきて
そしていつの間にか食堂が満席になる日が来る。


食堂に集まった日本人3人も、
ほとんど客の来ないその店にふらりとやってきたフィンランド人も
みんなそれぞれ事情がある。
その事情は最後までほとんど明かされないまま。


心に残った名言。

「人が淹れてくれたコーヒーがおいしいのさ」
「おにぎりは、人の作ったのがおいしいんだ」(母のいない家庭で父がそう言いながら年2回作ってくれたおいしいおにぎりの思い出で、食堂のメインメニューをおにぎりにしている)

「変わっていくものでしょう。物事は移り変わっていくものだから」



私が独身時代に住んでいたアパートの隣の住民だったおばさんが町の人の噂話をしながら
「みんなワケありよ、あなた。誰もかれもみ~んな、ワケありなのよ」と言ってたけど。


この映画では、それぞれワケありの人間が、
日本人もフィンランド人もみんなワケありの人間が、
この食堂に集まって、移り変わっていく時のなかの一瞬、肩を寄せ合う。
その、人生の中のほんの短いひと時の、あたたかさ。


そこに、いつも、シンプルだけどあったかい香りのする和食の家庭料理がある。

おにぎり、
コーヒー、
シナモンロール、
豚のしょうが焼き定食、
トンカツ定食、
鶏のから揚げ定食、
卵焼き、
じゃがいもの煮っころがし、
日本茶。

どれもこれもおいしそうだった・・・

そして、素朴だけど北欧らしいシンプルなおしゃれ感のある台所とテーブルや椅子。
白に統一された食器と、唯一、マグカップとお砂糖入れだけがイッタラの華やかなボーダー柄っていうのも素敵だった。

フィンランドの海辺や町並みや市場や森の風景もワクワクした。

そしてなんといっても、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの絶妙な間合いと
それに上手く絡んでくるフィンランドの味のある人たちの空気感が何よりもよかった。


どんなに幸せで満ち足りた生活を送っていたとしても拭い切れない、誰もが心の底に
抱えているような寂しさを、束の間、忘れさせてくれるような映画でした。

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by brandaffodil | 2007-02-12 22:45 | 家ごはん


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