人気ブログランキング | 話題のタグを見る

シウマイ慕情

シウマイ慕情_d0000135_23122958.jpg

どうにも3月からのお疲れモード引きずり気味で、更新が飛び飛びになっておりすみません。
しかし、更新しようがしまいが見に来てくれる人の数は毎日ほぼ同じくらいのようなので
これだけたくさんの方が、いつも見てくれるお得意様なのだなあと改めて感謝です。
好き勝手に書いているとはいえ、やっぱり、見てくれていると思うと張り合いがありますもんね。

今日の夕飯です。
シウマイ慕情_d0000135_23125748.jpg

程よい大きさで新鮮そうないわしを買ったので、梅煮にしました。
いわしは安くておいしくて、いいなあ。
そして、ご飯にもパンにも合う。(ゆえあって本日の私の主食は食パンでした)

あとは、きのこのバター蒸しと、崎陽軒のシウマイ。

シウマイ慕情_d0000135_23173055.jpg

今日は同僚たちとカレッタ汐留でランチしたので、その時に崎陽軒の売り場の前を通り、
そっかー、ここに売り場あったんだ、と再認識し、そろそろ食べたいと思っていたので帰りに
寄って購入。

15個入りのスタンダードなシウマイを買おうとしたら、シウマイ娘ならぬシウマイおばさん
(あの「シウマイ娘」と書かれたたすきを掛けているのは若い売り子だけ、って知ってました?)が

「あの~、真空パックになったんですけどいいですか?」

という。 ん? あー、そういえば、いきなり紙の箱にシウマイ入ってたよね、今まで。
帰り道の匂いがちょっと心配だったので、困りはしないのだけど。

「真空パックだと何か違うんですか?」と聞いたら

「温めないと食べられません」

という。あー、なるほど。そりゃそうだ。今すぐ食べれないけどいいですか、ってことなんだ。
良い点は、封を切らなければかなり日持ちするということと、持ち運びの最中に匂いが漏れないこと。

いいです、いいです、家に持ち帰っておかずにするので。

しかし・・・あのホタテ由来の匂いがまったく漏れてこないのもちょっと寂しい。
家に帰って封を切ってみると、空気を抜かれてギュッと縮まっていたせいなのか
かなり一つずつが小さい。それとも前より小さく作るようになったのか??
そしてからしまで、小さな袋に粉が入っていて、「水で溶いてください」とある。
そしてひょうちゃんのしょうゆ差しは着いていなかった。

う~む。やっぱり、ちょっとがっかり。。。

私は両親三代続いて東京暮らし、の江戸っ子であるのを売りにしてはいるが
川を渡ればすぐ川崎・横浜、という工業地帯に育ったため
光化学スモッグ警報と崎陽軒のシウマイなしに私の幼少時代は語れないのである。

横浜・川崎の駅にはすべてのホームに崎陽軒の売店があり、買わずに家に帰ってくるのは
むしろむずかしいのです。

そんな地元に根付いた気用件のシウマイが、スーパーで売っているような売り方に
なってしまったのはやっぱりちょっと寂しい。
真空パックでは、駅の売店で買う意味がないような気がするのはおかしいかな?
その場で食べられないものを駅で買う意味はない気がする。
まあ、その場で食べることはほとんどというかまったくないのだけれども。
味は変わっていなかったが、横浜の郷土料理ともいえる崎陽軒のシウマイの
売り方が変わっていっているのがちょっと寂しい。

ちなみに、「おいしいシウマイ、き~よう~け~ん♪」の歌、フルコーラス歌えますか?
なんと「シウマイ旅情」と立派な名のついた、3番まである歌なのです。
CMで流れているのは2番だそうな。土曜夜のテレ東の旅番組を見ていると必ず流れる。

  きみが歌った旅の歌
  ことばをうつしたシウマイの
  赤いきれいな包み紙
  あのシウマイは崎陽軒
  あの時の歌を今も歌う
  おいしいシウマイ 崎陽軒

ちなみに、崎陽軒のシウマイは薄く粉をつけて揚げてもおいしい。
この揚げシウマイをよく母はお弁当に入れてくれた。
中学生だったある日、ふとよそ見をした瞬間にクラスメートが
私のお弁当箱に手を伸ばし、この揚げシウマイをぱくっと食べてしまった。
食べている時にうっかりしてはいけないというトラウマと、
友情に大きな亀裂を残したことはいうまでもない。。。
by brandaffodil | 2007-04-10 23:37 | 家ごはん


<< 精進料理?? 豚肉と白花豆のはちみつレモンク... >>