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新米を味わう第二夜

昨日のお弁当。新米は、冷めてもやっぱりなんだかおいしい。
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新米をよろこぶ祭第二弾。
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鮭の一夜干しと小松菜の煮浸し、アルファルファのサラダ、えのきのお味噌汁。
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って、いつもどおり、いつも以上の地味さですが・・・

今日もお米がうまかった。



日曜の夜、黒澤明作品の「生きる」というドラマを松本幸四郎主演でやってましたが
アイロン掛けながら何気なく見てたら、とてもよかった。
妻に先立たれて男手ひとつで息子を育て、心を無にして30年間役所勤めをしてきた
男性が、ある日突然余命半年と宣告されてから亡くなるまでの半年を描いたものです。

深田恭子演じる元部下に、
「君はどうしてそんなに活気があるのだ。私は死ぬまでにたった一日で良いから
そういう風に生きてみたいのだ」と詰め寄ったところ、深キョンは
「ただ働いて・・・食べてるだけよ」と答え、それがきっかけとなり
「今からでも遅くはない。自分にもやれることがまだある」、と自分がやるべき仕事を
見出し、それに半年間賭けて生き、自分の奔走によって出来上がった公園で
満足して死んでいく、という内容。

その中で、印象に残った言葉が、「私には、人を恨んでいる時間はない」というもの。

きっと、余命いくばくもない人ではなくても、ほんとうは、ネガティブな感情に
浸っていていい時間なんてないのだと思う。
その気になれば、そんな時間でどれだけのことが出来るか、と思うと、
普段の生活でどのくらいもったいないことをしているんだろう、と思ってしまう。
ほんとうの意味で生きるということについて考えさせられた。

主人公は亡くなってしまうけど、勇気付けられるドラマでした。




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by brandaffodil | 2007-09-11 07:34 | 家ごはん


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