○○風、で思うこと

また台風が近づいているんですね。
強まってきた風の音がなんだかおどろおどろしい。
こんな週末はあきらめもついて
大人しく家にいて体を休めたり、こまごましたこと片付けようという気にもなる。
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今日の午後、大原から野菜が届くことになっているので
もう使い切ってもいいか、と、ハンパな残りもの一掃ブランチ。

チャーハンは、ねぎ、しいたけ、ウィンナ、桜海老、きざんだワカメ、卵で。
炒め油にはごま油を少し混ぜ、仕上げにバターを落として少し焼くと香ばしい・・

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スープは、私には珍しくエスニック風。
にんじんとセロリとセロリの葉っぱ。
味付けは、ベースは鶏がらスープで、ナンプラー少々とかぼすの絞り汁を加えてます。
柑橘系の酸味と香り、ナンプラーの風味で一気にタイ風な感じ。
こんな簡単なことでエスニック風になるんだなあと今更ながら知りました。
たまにはいいですね。

お茶はコーン茶。全体的になんとなく無国籍ふうで。



でも、ここのところ、「○○風」ということに、思うこと。

smap×smapのビストロで、アラン・ドロンがゲストだった時、見ました?
たぶん趣旨を理解してなかったんでしょうけど、オーダーは
「アラン・ドロンの好きな料理」、みたいな感じで、好物のブイヤベースを、ということ
だったんですが、smapはいつもどおり、いろいろな工夫をしてそれぞれの
個性あるブイヤベースをつくり、付け合せにも工夫を凝らしていた。
ところが、アラン・ドロンは、何を食べても、「マルセイユのブイヤベースではない」、
「マルセイユのブイヤベースに近い」、「ブイヤベースにこんなものは付かない」、
「フレンチにパスタはおかしい」、と、すべて自分の好きなマルセイユのブイヤベース
を基準に批評していましたね。
彼の好きな味をそっくりそのまま再現する、という企画だと思ったんでしょうか。
それはそれで面白く、「そんならここに来ないでマルセイユへ行って食え」、と
誰もが心の中で突っ込んだと思うんですが・・・

ただ、料理というものは本来そういうものではなかったか、とも思い当りました。
本来、その料理が生まれた背景には、その地にちなんだきちんとした理があり
それを理解せずに、○○風、というイメージだけで勝手に異質なものと組み合わせたり
違う素材を使ったり、味付けを変えてみたりするものではないのかもしれない。
斬新なアイデアや工夫も、その料理のバックグラウンドや食材や微妙な味への理解が
ある上では花開くこともあるのでしょうが、それは本当に基本を押さえて鍛えぬいた
腕と舌によってしか実現できない、難易度の高い技なのでしょう。

一にも二にも、基本を押さえることと、食ということへの理解、これが大事なんだろうと
また思うきっかけになりました。




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by brandaffodil | 2007-10-27 17:54 | 週末ごはん&ブランチ


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