お弁当箱

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ずっと欲しかったお弁当箱。
この、ちょっとレトロなアルミ缶みたいなの。横の取っ手を、ばこっばこっ、ってしっかり留めるタイプ。サラダや果物を入れるのにいい小さな丸い別容器も付いてる。


両親が「何か好きなものを」と、引っ越し祝いにくれたお金で、本当はなにか記念になるような、ずっと使える大きなものをバーンと買った方がいいのだろうけど、私はずっと欲しかったこまごましたものを買わせてもらっている。そのほうが、嬉しいから。


今までに、フードプロセッサー、いちょうのまな板、そしてこのお弁当箱を買った。


ずっと欲しかったものを一つ買わせてもらうたびに報告すると、母は、笑う。
「忙しい生活が楽になるものを買わずに、大変になるものばかり買ってる」


言われてみれば、そうだ。母はもともと私に、忙しい生活が楽になる家電を、と言っていたのだけど(乾燥機付き洗濯機とか、冷凍庫の広い冷蔵庫とか)、結局、更に料理をするためのもの、そして、使った後の洗い方やメンテナンスに手間の掛かるものばかり買い集めてる。



どうも、必死でもがいているらしい。
会社で、改札口で、家で、日々通り抜けるすべてのドアにICカードをかざして、自分が自分であることはカードしか認証してくれない。
一生懸命やればやるほど人間的なことから引き剥がされていくような毎日の中で、なにか、心をこめて扱うもの、手作業をする部分が欲しいのだと思う。

手作業に掛かるその時間に、はじめて、誰かを思ってその仕事をするような気がしている。




※で、、、ボケラ~としてオフィスの入り口でパスモを出し、改札に社員証を当て、
各所で認証エラー、通せんぼされておる。


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by brandaffodil | 2008-06-21 09:26 | 家ごはん


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