人気ブログランキング | 話題のタグを見る

きっちりグルメも温泉も

今回の記事だけはちょこっとグルメブログまたはオシャレ旅サイトっぽく行きますよ。
きっちりグルメも温泉も_d0000135_9432422.jpg

松島一の坊は細かいところにもきっちりお金掛けてる印象でした。
(っつっても私はネットでJTBのホテルプランの超おトクなのを申し込んだんですけど)

松島の海を囲うように建てられた横長の5階建てで、お部屋はオーシャンビュー。
晴れてたらどんなに素敵だっただろうか。それはだいぶ無念。

上の写真はお風呂に行く時に着替えとか入れていく用のバスケット(プラスチック素材の丸洗いできるやつ)で、中には濡れたものを入れる不透明のビニール袋も入ってます。かゆいところにも手が届いてる。

温泉は最上階の展望露天風呂、女性には女性専用フロア(エステとかある)にあるのと2種類。夕食前に女性専用のお風呂と、食後に展望風呂、朝にもう一度展望風呂に入りましたが、早朝に松島の海を眺めながら入った露天風呂は最高に気持ちよかったです。

きっちりグルメも温泉も_d0000135_9515013.jpg

夕食は、いろんなタイプのレストラン・お食事内容から選べるのですが、海鮮鉄板焼きレストランでの食事を選んでおきました。三陸の恵みはここで集中してまじめに味わおうという算段だったため、ほかの場所ではB級グルメに甘んじまくるヨユーがあったわけです。
きっちりグルメも温泉も_d0000135_9531399.jpg

この日の泊り客は平日にしてはけっこういたと思うのですが、家族連れの方たちは、たぶん三陸のお寿司なんかを中心としたビュッフェや、世界の料理バイキングとかに行ってるのか、この鉄板焼きレストランには常時5~6組のご夫婦かカップルだけが、オープン鉄板キッチンを取り囲んで静かに食事していた。
お食事は一種類のコースしかないのか、全組、同じ順番で同じものを頂いていました。
気が散らずにすんで大変よろしい。

先付からスープ(フラン)、メイン、締めに至るまですべて、地の恵みと茸など季節の食材をふんだんに使ってありました。

やはり特筆すべきは
きっちりグルメも温泉も_d0000135_1001628.jpg

地の帆立 on 三陸わかめ

松島穴子 on 茸いろいろ&秋なす、鮭、一番下には地元の味噌をベースにしたソース。それを紙で包んで蒸し焼きにしたもの。添えられた葉わさびやマスタードを好みで。
きっちりグルメも温泉も_d0000135_1025230.jpg


シェフが焼く前に食材を見せてくれて説明をしてくれたり、料理の質問もその場で軽くできるのも、こういうライブ形式のお食事どころの良さですね。手際も、作業の手元も見れるので勉強にもなりました。

こちらの食事の進み具合も見てくれるし、お腹の具合も聞いてくれる。
うちは出てきた端から片付けていってしまうので向こうは焼きっぱなしですが。
きっちりグルメも温泉も_d0000135_106444.jpg

フランベして、出してくれたのは・・・
きっちりグルメも温泉も_d0000135_1051099.jpg

地元ブランド牛のステーキ、赤ワインソース 黒トリュフ添え(たまたまあったので・・とシェフ。そんな融通もステキ極まりない)  赤ワインはこちらで作っているもののようです。

締めはさっぱりと、焼き穴子のお茶漬け。
きっちりグルメも温泉も_d0000135_1082357.jpg

すべての焼き物が終わって一旦 厨房に引っ込んでいたシェフがもう一度最後に挨拶に出てきてくれて、カラの器を見て、しずかに「・・・・完食ですね!」とつぶやいた。

先付も種類豊富だったし、茸のフランはカフェオレボウルぐらいの鉢にたっぷりだったし、途中、「メニューには書いていない、サプライズです」といってミートローフも出してくれたし。かなりの量だったかもしれない。ばんばん焼かれてばんばん食べて、食べ終わった人は出て行くので、ゆっくり飲みながらちょこちょこと食べたい人には不向きかも?そういう人にもシェフはきっと合わせてくれるんだろうけど、みんななんとなく、ちゃっちゃか食べて出て行ってた印象。うちは、ガッと食べてガッと出て行く派なので合ってました。

どれも、料理されてるのをライブで見て焼きたてを頂ける状況も手伝って、味は良かったと思います。でもあの帆立は、バターソースではなく、醤油ちょこっとで食べたかったかな。ステーキも、わさび醤油とかおろしポン酢でもよかったな。良い素材のものを焼くのなら、なるべくシンプルに食べたいかも。

あ、途中、口直しのシャーベットも干し柿入りの変わったもので、新鮮で楽しかった。

この後、鉄板を離れた別室でさっぱりしたところへ、コーヒーとデザートが出る。
きっちりグルメも温泉も_d0000135_10144660.jpg

「お二人でいろんな種類のものを食べていただきたいので」、と別々の盛り合わせが2種類。
洋ナシのシャルロットとラムレーズンのアイスが気に入りました。


この後は、真っ黒な海に小島がぼんやり映るのを見ながら露天風呂に。

小心者の私は「こんなことしてバチ当たらないかしら」とドキドキしながら堪能させていただきました。
by brandaffodil | 2009-10-07 10:23 |


<< 最終章 松島~仙台 電車版 奥のほそ道 >>